Deep breathing|呼吸も日々のリセットのひとつ
1月二週目の連休に、Body, Mind & Spirit Retreat at Eco Yoga Farmというイベントに参加して来ました。
Retreat(リトリート)とは? 1 退却。撤退。後退。 2 隠居。避難。また、隠居所。隠れ家。避難所。
仕事や家庭などの日常生活を離れ、自分だけの時間や人間関係に浸る場所などを指す。
(デジタル大辞泉より)
リトリートのプログラムでは、以下のようなキーワードをよく目にします。
・自然豊かな美しい場所
・新鮮で身体に優しい食事
・ヨガ、瞑想、サットサンガ
それは、きっとこれまでを一度リセットしてニュートラルな自分に戻るとき、
欠かせないものは「心身の健康」だから。
ベースを整えてこそ、「自分と向き合う時間」により集中できるという訳です。
実はHatha Yoga(ハタヨガ)におけるアーサナ(ポーズ)の起源も
瞑想に集中するための健康な身体をつくるためだと伝えられています。
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“STHIRA SUKHAM ASANAM.
アーサナ[坐法]は、快適で安定したものでなければならない。” by Swami Satchidananda
II-46
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このヨーガ・スートラの一節を解説したインテグラル・ヨーガを読むと、
瞑想のためにアーサナ(ポーズ)が発達した背景がよく分かるかと思います。
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われわれに必要なのは鋼鉄の強さであり、同時にまた、その柔軟さである。
非常に固くて強いがもろい、粗鉄ではなく。
身体は、どの方向にでも思いのままに曲げられるように、柔軟でなければならない。
そういう身体は、いつも健康で緊張がない。
そういう身体で瞑想すれば、座ると同時に身体のことを忘れてしまう。
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今回のイベントは、MIT Yoga 24x7というMIT(Massachusetts Institute of Technology)の団体が主催。
毎週キャンパスで行われるヨガクラスも、こちらのイベントも、
MITの学生でない人でも誰でも自由に参加できるという懐の深さ♡
他のボストンエリアの多くの大学でも、wellnessな活動としてヨガを積極的に取り入れているようです。
アメリカに暮らしてから、こちらでヨガや瞑想が生活に根付いている姿を目の当たりにして
驚いたと同時にとっても嬉しく、心身の健康を自己管理する姿に可能性を感じています。
前置きが長くなりました・・・!
体験談は、▶︎Reset in Yoga Retreat -vol.2- 心身の浄化の時間 に続きます。