sow seed in the soil|自分の手で育てていくこと
リトリートから日常に戻って一週間。
その時間は図らずとも、“ヨガって何だろう?”、“ヨギーとして自分が伝えたいことは何だろう?どうしたら伝えられるだろう?”
ということを改めて考えるきっかけになったなぁと思います。
リトリートでは、
・美しい自然
・動物との触れ合い
・新鮮なベジタリアンの食事
・Hatha yoga ハタヨガ
・Meditation 瞑想
・Bhakti yoga バクティヨガ(献身のヨガ)
・Non-violent communication 非暴力コミュケーション などなど、
いろいろなヨガのかたちを体験することが出来ました。
スケジュールは午前中にコミュニケーションのワークショップで参加者同士の相互理解を深めてからヨガ・短時間の瞑想、
その他のアクティビティに入り、夕方からまたヨガ・一日を振り返るような瞑想をして夕ご飯、
最後に皆でバクティヨガの歌や踊りを楽しむといった流れに設計されており、なるほどといった感じ。
そして、いろいろなヨガのかたちを体験する中で基本的なことに立ち返り、改めて“ヨガって何だろう?と・・・
ヨーガ・スートラにおける“ヨガ”とは、
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“ATHA YOGANUSASANAM.
これよりヨーガを明細に説く。” by Swami Satchidananda
I-1
“YOGAS CHITTA VRITTI NIRODHAH.
心の作用を止滅することが、ヨーガである。” by Swami Satchidananda
I-2
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インテグラル・ヨーガによる解説はこちら。
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・・・パタンジャリの意図が、単なる哲学の解説にあるのではなく、
どのようにヨーガを実習したらよいかという直接的教育にあるからだ。
単なる哲学はわれわれを満足させない。
ことばだけではわれわれは目標に到達することができない。
実行を伴わなければ何事も成し遂げられないわけだ。
・・・心の“作用(はたらき、諸状態)”の止滅が成し遂げられたならば、
その人はヨーガの最終目標に到達したことになる - ヨーガ科学の全体が、
この一点に立脚している。・・・「心の波立ちを制御することができたら、
その人はヨーガをしていることになる」と。
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ヨガは“union・つながり・結合”を表し、生き方を表すもの。
すべてがヨガでもあるから、ヨガのかたちはさまざま。
アプローチの方法は違っても、
目指すところ・在りたい姿はきっと同じなのだと思います。
その上で、“ヨギーとして自分が伝えたいことは何だろう?どうしたら伝えられるだろう?”ということに
常に向き合い続けていくこと。
ティーチャトレーニングで学んだ WiLL(Will・Logic・Love)とともに。
“「Will Power」 自分の持つ無限の可能性を信じる「強い意志の力」 「Logic」 ヨガの伝統を重んじながらも、科学的見地に基づいた「確かな方法論」 「Love」 すべての人間、生物、存在との間に調和を築くための「愛」”
新春リトリートは、“自分の軸を確かなものにしていくこと”を今年の目標の私にぴったりの時間となりました。
きっと参加者も皆何か心の中に持ち帰った時間になったのではないかなと感じでいます。
関わってくださったすべてに感謝します。
Namaste*